会場:篠崎コミュニティホール (江戸川区篠崎町7-27-1)
日時:10月17日(土) 14:00〜17:00
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一つ一つの音に言葉のある、いわゆるシラビックな旋律の場合に、「もし言葉がついていなかったらネウマをどう当てはめるか」という発想はこれまでのワークショップでも行ってきました。この方法は歴史的に見て根拠のないやり方ではなく、ザンクトガレンの写本にみられるセクエンツィア(続唱)では、シラビックな旋律にネウマが記されています。
今回のワークショップではセクエンツィアを題材に「音節を越えてネウマ的に歌う」ということをテーマにします。母音と子音の扱いに注目し、発音と歌いまわしとの関係について検討します(以上動画講座)。ワークショップ当日はSalicus Kammerchor第6回定期演奏会でも取り上げる、ハインリヒ・シュッツの “Kyrie, Gott Vater in Ewigkeit” を扱います。この作品はグレゴリオ聖歌をもとにしたドイツ語の作品で、ネウマ的に歌うということと、歌詞との関係を考えるうえでも大変わかりやすく、示唆的な作品です。
動画講座から、一貫して旋律を美しく歌うために言葉とどう向き合うかということに取り組みます。合唱のみならず、歌を歌うすべての方にとって得るもののあるワークショップです。
新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、従来午前午後の部に分かれていたワークショップの午前の部を、今回は動画講座とします。動画講座で学んだ理論をもとに、ワークショップ当日は3時間で集中して実践を行います。
講師:櫻井元希
動画講座講師:渡辺研一郎 富本泰成
日時:10月17日(土)14-17時
動画講座は10月1日に配信開始予定
会場:篠崎コミュニティホール 集会室1・2
江戸川区篠崎町7丁目27番1号 交通会館篠崎ビル5階
定員:16名
対象:通常の五線譜で譜読みが出来る方。
料金:一般 9000円
サポート会員(2019-20シーズン)7000円
学生(大学生以下)7000円