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江東区

ライバルは河口慧海!~チベットを目指した冒険家たち~ by 小川康

投稿日:

2022/05/08(日)
会場:チャービー (江東区福住1-11-11)
日時:5月8日(日) 14:00〜16:00

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真の仏典を求めて河口慧海は1900年、羊二頭とともに雪のヒマラヤを越えてラサに到達した。1945年ラサに潜入した西川一三は歩荷としてヒマラヤを何往復もして生計を立てたという。
凄い、凄すぎる!強い、強すぎる!

そのほか多田等観、矢島保次郎、青木文教、野元甚蔵、木村肥佐生など、自分の足でチベットへと辿りついた先人の方々に対して、僕は専門分野は違えどもライバル意識をずっと抱き続けてきた。もちろん体力では敵うわけがない。

ならばヒマラヤ踏破の距離に比するほどの暗誦で勝負するしかない。文明の利器に頼らない「身一つ」という意味において、冒険と暗誦は似ている。僕が2007年暗誦儀式ギュ・スム(※)に挑戦した背景には先人たちの存在がある。

今回は偉大な冒険家たちの足跡をたどるとともに、彼らの眼から見た、1945年以前のチベット医学の姿についても紹介します。(小川康)
参考図書 『西蔵漂泊 チベットに魅せられた十人の日本人』(江本嘉伸 山と渓谷社)

ギュ・スム
チベットで医師になるための認定儀礼。民衆に囲まれたなかで八世紀に起源を有する『四部医典』を4~5時間かけて暗誦する。
時間:open 13:00 start 14:00
参加費:3,000円(チベットのお茶付き)
参加方法:予約制
お申込み:お名前、人数を明記の上、chaabee11111@gmail.com までお送り下さい。chaabee からの返信メールをもってご予約確定とさせていただきます。

【講師プロフィール】
・小川 康
1970年、富山県出身。1992年に東北大学薬学部を卒業し薬剤師免許を取得。1999年から2009年まで北インド・ダラムサラのメンツィカン(チベット医学暦学大学)で学び、チベット社会から医師として認められる。2014に早稲田大学文学学術院に入学し、翌年、「薬教育」に関する修士論文を提出。文学修士を取得。現在、長野県上田市で「絵本とくすり 森のくすり塾」を営んでいる。


イベント詳細
https://www.facebook.com/events/998058971064094/

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