会場:芝浦工業大学 地域連携・生涯学習センター (江東区豊洲3-7-5)
日時:6月6日(土) 10:00~12:00
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皇室専用客車に関しては、資料の入手が困難なことと入手しても簡単に公開することができないという事情から、研究対象として不適当との判断から今までほとんど取り扱われてきませんでした。しかし、時代の流れのなかで少しずつ開放されてきているのも確かです。長い間みることができなかった皇室専用車両の内部や製作関係、企画などをできるだけ分かりやすく解説します。
御料車という言葉の意味、また御料車に関係する供奉車、牽引機関車などほとんど知られていない御料車の内部とデザイン、装飾品、御座所といわれる天皇陛下、皇后陛下専用室の歴史的配置、設計にあたったデザイナーと発注元の宮内省との連絡方法など、一般には知られていない切り口から解説します。
皇室専用車輌というと単に豪華で贅沢品との認識が一般的ですが、御料車の製作された時代背景や製作過程を精査すると、かならずしも単なる豪華で贅沢品なだけではなく、日本の経済発展と世界に誇れる優れた技術を後世に伝える重要な役目をしていたことに気がついていただけると思います。日本のすべての伝統技術は皇室によって支えられていたといっても過言ではないことが分かります。
会場 | 豊洲キャンパス(江東区豊洲) |
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日程 | 6月6日 |
曜日 | 土曜日 |
時間 | 10:00~12:00 |
回数 | 全1回 |
受講料 | 1,000円 |
定員 | 100名(先着順) |
対象 | 一般 |
申込締切 | 5月17日(日) |
■イベント詳細■
https://extension-programs.shibaura-it.ac.jp/otc/otc_toyosu/8773.php